理想と現実の狭間で

IT業界というのはとても変化の速い業界です。常に変化が起こっており、常に新しい技術が生まれているので技術者たちもその変化に対応していかなければ仕事にならないので、勉強しながら、常日頃アンテナを張りながら仕事をしています。

そんなIT業界の動向は少し目を離すとあっという間に変化しているので、片時も目が離せません。現在もWeb業界では続々とシステムインテグレーション事業へ参入しています。
Web業界は売り上げ、成長共に好調ですが、さらなる飛躍をするために新たな事業であるSI参入を検討しているのです。

この原因は、SIerの有名エンジニアたちがWeb業界へ転職していることです。しかも1人、2人ではなく、続々と転職しているとのこと。これによってWeb業界が今まで持っていなかったSIの技術を持つ人材が加入したので、こうした流れになっているようです。
今後はさらにIT業界内での違う分野から分野への人材流出は増えてくることでしょう。このエンジニアがWeb系に行ったことで、今までのSIer業界は焦りを感じるはずです。

こういった焦りが業界内での競争を生み、よりよいシステムや商品が出てくるきっかけになると思います。それから、IT業界内に限らず日本企業のIT化もどんどん進むと思います。2012年度ではスマートフォンを社員に支給している企業の割合は28.0％で、タブレットの導入済み企業は27.0％とかなり導入が進んだ結果が見られました。
今後はさらに増えることが予想されます。これからもIT業界内外ともに、IT技術の発展が楽しみだと思います。